韓国の公休日の仕組み ── 代替公休日と陰暦の換算
韓国の公休日は大統領令「官公署の公休日に関する規定」で定められ、旧正月(설날)と秋夕(추석)は陰暦で決まるため毎年日付が動きます。週末と重なったときの代替公休日、選挙日や臨時公休日など、日本の祝日とは違う点をまとめました。
公休日は大統領令で決まる
定例の公休日は、1月1日、설날連休(陰暦1月1日とその前後の3日間)、三一節(3月1日)、こどもの日(5月5日)、釈迦誕生日(陰暦4月8日)、顕忠日(6月6日)、光復節(8月15日)、秋夕連休(陰暦8月15日とその前後の3日間)、開天節(10月3日)、ハングルの日(10月9日)、クリスマス(12月25日)です。これに公職選挙の投票日と、政府が随時指定する臨時公休日が加わります。
「公休日」はもともと官公庁の休日を定めたものですが、勤労基準法を通じて民間企業にも有給休日として適用されています(2022年から従業員5人以上のすべての事業場に拡大)。
陰暦で動く3つの休み
설날・秋夕・釈迦誕生日は陰暦(太陰太陽暦)で決まります。陰暦の1年は太陽暦より約11日短く、閏月で調整するため、설날は1月下旬から2月中旬、秋夕は9月上旬から10月上旬の間を毎年移動します。本サイトは韓国天文研究院(KASI)の暦に基づく換算表を使っています。
代替公休日 ── 週末と重なったとき
公休日が土曜・日曜または他の公休日と重なると、その後の最初の平日が代替公休日になります。2014年に설날・秋夕・こどもの日で始まり、2021年に三一節・光復節・開天節・ハングルの日、2023年に釈迦誕生日とクリスマスへ広がりました。
설날・秋夕の連休は、日曜または他の公休日と重なった場合のみ代替されます(土曜は対象外)。1月1日と顕忠日には代替公休日がありません。
選挙日と臨時公休日
大統領選挙(5年ごと)、国会議員総選挙(4年ごと)、全国同時地方選挙(4年ごと)の投票日は公休日です。臨時公休日は国務会議の議決で指定され、連休を作る目的で直前に決まることも多いため、本サイトでは公布を確認してから追加します。
公休日ではない休み
5月1日の労働者の日(노동절)は官公署の公休日ではなく、勤労基準法上の有給休日です。官公庁や学校は通常どおりですが、多くの企業が休みます。年末は12月25日を除いて通常営業で、日本のような年末年始の長い休みはありません。