丙寅 · 韓国語では병인
丙寅日柱・赤い虎
春の森を目覚めさせるように人を励ます人
どなたにも共通の日柱の解説です。個人の命式全体とは分けて読みます。
日干 · 丙(ひのえ)─ 太陽
明るく照らし、先に歩み寄る人
空高くのぼり、みんなを分けへだてなく照らす太陽のような気質です。初めて会う人にも自分から声をかけ、集まりの空気を明るく引き上げるほうです。いまあるものより、これからやってみられることや新しい可能性に先に目が向きます。決めるときは損得より一緒にいる人たちが楽しめるかを大切にし、細かく計画を立てるより、その日の気分と流れに合わせて動くほうが合っています。
サジュの「わたしの気質」と同じ文章です。
日支 · 寅 ─ 早春の大きな木
寅は早春に芽吹きはじめる大きな木です。まだ冷たい風の中でも、上へ伸びる力をためています。
こんな人
早春、大きな木が芽吹きはじめた森の上に朝日がのぼる景色を思わせる日柱です。木は光に向かって伸び、光は木のおかげでいっそう力強くなるので、与えて受け取る気が温かくめぐります。人の輪の中にいると元気が湧き、その元気をまわりへ分けていくほうです。目の前の姿より、この人がこれからどこまで伸びるか、この話がどう広がるかを先に思い描きます。誰かが疲れて見えたら、理由を問う前に気持ちを気づかい、進め方はその場の様子を見て柔らかく変えていきます。丙寅(ひのえとら)日柱は、見守り、教えてくれる人の助けを自然と引き寄せる力も持っています。そのため、そばにいる人たちが気づくと背すじを伸ばして笑っている、ということがよくあります。
人のそばで
新しい集まりでは、目が合った人に「会えてうれしい」と自分から声をかけるほうです。ほめ言葉や応援を惜しまず、ひとこと言われた相手がその日一日元気に過ごす、ということもよくあります。知り合いは学校、職場、趣味の場と幅広く、人と人を引き合わせて輪を大きくするのも好きです。気持ちがすれ違ったときも抱え込まず、「ここが少しさみしかったです」と言葉にして伝えます。だから誤解が長引かず、つきあいが続きます。親しい人が悩みを打ち明ければ、あたたかい言葉で背中を押します。つらい時期にいる人には、「次はこうしてみませんか」と言葉で先の道を一緒に描きます。
力を使うところ
ぎこちない空気のチームが初めて顔を合わせた日、最初のあいさつで場をほぐす場面で力が表れます。発表前に緊張している同僚へ「ここまで積み重ねてきたの、知っていますよ」と声をかけ、その言葉で場の空気が変わる瞬間もそうです。後輩が道に迷っているとき、待ってから必要な分だけ道筋を示す場面にも出ます。始まったばかりの小さな企画に人を集め、「やってみましょう」と火をつける場面や、難しい話をやさしい言葉に置きかえて伝える説明の場でも光ります。会議の終わりぎわに「では、こう進めましょう」と次の一歩を言葉にまとめ、みんなの気持ちを同じ向きにそろえる場面にも力が見えます。
ひと息つくとき
人を励ますことに力を使ううちに、自分の話は後回しになりがちです。まわりにかける言葉は多いのに、自分に向ける言葉が減っていくときがあります。疲れていても、先に「大丈夫」と言ってしまう日もあります。
一日一回、今日やったことの中からよくできたことをひとつ選び、声に出して自分をほめてみてください。人に分けてきた光が自分にも届くと、また明るくのぼっていけます。