己亥 · 韓国語では기해
己亥日柱・黄金の猪
先まわりして支度を整える人
どなたにも共通の日柱の解説です。個人の命式全体とは分けて読みます。
日干 · 己(つちのと)─ 田畑の土
やさしく包み、育てあげる人
種を受けとめて実りへと育てる田畑の土のような気質です。大勢の前より、なじみの人たちのそばで静かに力を発揮するほうです。ばくぜんとした夢より、いま必要なことや自分で経験したことを基準に一つずつ整えます。何かを決めるときは誰かがさびしい思いをしないかを先に気にかけ、やるべきことは前もって順番を決め、抜かりなく済ませておくほうが安心です。
サジュの「わたしの気質」と同じ文章です。
日支 · 亥 ─ 初冬の大きな水
亥は初冬に集まってくる広い水です。冷たい水の下で、次の年の木を育てる力を養っています。
こんな人
初冬の大きな水をそばに置いて、来年の農作業に備える田畑のような日柱です。土が水の流れを治めるように、役に立つものを集めてためておき、ほどよく分けて使う感覚があります。いま見えている事情と自分で確かめた事実をもとに動くので、あいまいな期待で事を始めることは少ないほうです。一人の時間や親しい人との席で気持ちが落ち着き、人の多い場所では少し早めに抜けたくなります。誰が悲しむかを先に思い浮かべて決めるのが遅くなることもありますが、決めたら計画に沿って落ち着いて進めます。水の下で来年の木を育てるように、目立たない準備を長く続けます。手もとのものが多くなくても、惜しんで分けながら持ちこたえる力があり、まわりからは頼もしく思われます。
人のそばで
大切な人には、言葉より先に必要なものを整えておくほうです。雨の日の傘を用意しておいたり、相手の好きなお菓子を前もって買っておいたりして気持ちを見せます。知り合いを広げるより、一度情が通った人にじっくり染み込むように深く付き合います。口数は多くなくても、必要なときにそばに現れるので、「いてくれる人」として覚えられます。気持ちを言葉にしてほしい相手の前で行動だけで伝えようとして、すれ違うこともあります。それでも、そばにいる姿が積み重なれば、相手はその気づかいに気づいてくれます。相手が疲れて見える日には、何も言わずに温かい食事を用意して待つ、という形で気持ちを渡します。
力を使うところ
先々に必要なものを見越して、前もってそろえておく場面で力が出ます。旅行や引っ越しのように用意の多いことで、抜けやすい項目を先に書き出しておく場面です。限りある物や時間を分けるときも、誰がどこにどれだけ必要かを見積もって、均等に配ります。急に予定が変わっても、すでにそろえてある余裕のおかげで、無理なく続けられることもあります。目に見える成果が出る前に、地面の下で仕事が育つ時間を用意することも得意です。締め切りや試験のように日付の決まった仕事では、逆算して予定を組み、途中の点検日を別に決めておく姿があります。
ひと息つくとき
先のことに備えるあまり、いまの目の前の余裕を忘れることがあります。水をためるばかりで流さないと、気持ちもよどみやすくなります。
一日一回、明日の準備と関係のない小さなことを十分だけしてみてください。好きな曲を流したり、窓の外をながめたりするのでかまいません。