己未 · 韓国語では기미
己未日柱・黄金の羊
過去と先を言葉でつなぐ人
どなたにも共通の日柱の解説です。個人の命式全体とは分けて読みます。
日干 · 己(つちのと)─ 田畑の土
やさしく包み、育てあげる人
種を受けとめて実りへと育てる田畑の土のような気質です。大勢の前より、なじみの人たちのそばで静かに力を発揮するほうです。ばくぜんとした夢より、いま必要なことや自分で経験したことを基準に一つずつ整えます。何かを決めるときは誰かがさびしい思いをしないかを先に気にかけ、やるべきことは前もって順番を決め、抜かりなく済ませておくほうが安心です。
サジュの「わたしの気質」と同じ文章です。
日支 · 未 ─ 夏の終わりの乾いた土
未は暑い夏の終わりに日ざしを含んだ乾いた土です。熱をたくわえ、ゆっくり手渡しながら季節をつなぎます。
こんな人
暑い夏の終わりに、日ざしをたっぷり含んだ乾いた土のような日柱です。同じ土の気が重なっていて、穏やかでふくよかで、熱をためておいて頃合いにゆっくり手放します。いま手でさわれる事実と長く経験してきたことをいちばん信じ、目に見えない話はもう一度確かめるほうです。長い付き合いの人たちのあいだで気持ちがほどけ、知らない人の多い席では静かに座っていることもあります。誰の気持ちも傷つけないよう、言葉の角を丸くととのえます。ひとつの季節が終わる前に、次の季節を迎える段取りを前もって立てておく姿があります。ゆったりして見えても、心の中では過ぎた季節の出来事を一つずつ振り返り、整理しています。
人のそばで
長い付き合いの人ほど、言葉で様子を気づかうほうです。しばらく会っていない相手にも「最近どう」と先に声をかけ、途切れていた季節をまたつなぎます。昔の話を一緒に思い出しながら、相手が忘れていた良い記憶を取り出してあげることもあります。人を広げるより、一度結んだ縁を離さないので、古い間柄ほど会話に厚みが出ます。うれしいことは自分のことのように長く喜ぶ言葉をかけ、つらいときは解決策を急いで出すより、まずたっぷり聞いてから話を続けます。その話し方のおかげで、そばの人は安心できると感じることが多いです。誕生日や節目のあいさつを欠かさず先に送るので、古い仲間うちの連絡係のような役を任されることもあります。
力を使うところ
途切れていた流れをもう一度つなぐ場面で力が出ます。担当が替わる引き継ぎで、これまでの事情とこれからの仕事を一枚にまとめてあげる場面です。人のあいだに古い誤解があるときは、両方の話を落ち着いて聞き、お互いが受け入れやすい言葉に置きかえることもあります。季節の変わり目に、必要な物と予定をまとめて点検することにも手際がいいほうです。急ぎの仕事が重なっても、あわてた様子なく順に片づけるので、まわりの人に安心感を与えます。年が替わるときに、一年の記録を整理して来年の予定に移す作業でも、手が正確です。
ひと息つくとき
お互いの気持ちを傷つけないよう遠回しに言ううちに、本当に言いたかったことがぼやけて、相手に届かないことがあります。
週に一度、遠回しにしていた話をひとつ、「わたしはこう思います」で始まる一文に言い換えてみてください。やわらかい口ぶりはそのままでも、意味がはっきり伝わります。