日本・韓国の予防接種スケジュールと乳幼児健診
日本の定期接種と韓国の国家予防接種を月齢ごとに並べ、乳幼児健診の時期もあわせてまとめました。公式のスケジュールを写したもので、お子さんに何が必要かは判断しません ── 接種と健康のことは必ず小児科の医師にご相談ください。
予防接種スケジュール
必ず小児科の医師に相談日本の定期接種・韓国の国家予防接種だけ。任意接種は入れていません下の表は両国の公式スケジュールをまとめたものにすぎず、お子さんに何がいつ必要かは判断しません。体質・病歴・これまでの接種で変わるので、接種の前に必ず医師にご確認ください。
出生・1か月
日本
- この時期はなし
韓国
- B型肝炎 1回目(出生時)
- BCG(結核)── 生後4週以内
- B型肝炎 2回目(1か月)
韓国はB型肝炎を生まれてすぐ始めます。日本は2か月から
接種の計画は、必ず小児科の医師にご相談ください
2か月
日本
- 5種混合(DPT-IPV-Hib)1回目
- 小児肺炎球菌 1回目
- B型肝炎 1回目
- ロタ 1回目
韓国
- DTaP(ジフテリア・破傷風・百日せき)1回目
- ポリオ(IPV)1回目
- Hib 1回目
- 肺炎球菌 1回目
- ロタ 1回目
日本は5種混合1本、韓国は同じ病気をDTaP・ポリオ・Hibに分けたスケジュールです(混合ワクチンを使う場合もあります)
接種の計画は、必ず小児科の医師にご相談ください
3か月
日本
- 5種混合 2回目
- 小児肺炎球菌 2回目
- B型肝炎 2回目
- ロタ 2回目
韓国
- この時期はなし
韓国のスケジュールは2か月おき(2・4・6か月)、日本はおおむね1か月おき(2・3・4か月)
接種の計画は、必ず小児科の医師にご相談ください
4か月
日本
- 5種混合 3回目
- 小児肺炎球菌 3回目
- ロタ 3回目(5価ワクチンのみ)
韓国
- DTaP 2回目
- ポリオ 2回目
- Hib 2回目
- 肺炎球菌 2回目
- ロタ 2回目(1価はここで完了)
ロタは両国とも1価(2回)・5価(3回)の2種類。日本は初回を生後14週6日までに
接種の計画は、必ず小児科の医師にご相談ください
5〜8か月(韓国は6か月)
日本
- BCG 1回 ── 標準は5〜8か月
- B型肝炎 3回目 ── 標準は7〜8か月
韓国
- B型肝炎 3回目
- DTaP 3回目
- ポリオ 3回目(6〜18か月)
- Hib 3回目
- 肺炎球菌 3回目
- ロタ 3回目(5価ワクチンのみ)
- インフルエンザ ── 6か月から毎年
BCGは韓国が生後4週以内、日本は5〜8か月が標準です
接種の計画は、必ず小児科の医師にご相談ください
12〜15か月(1歳)
日本
- MR(麻しん・風しん)第1期
- 水痘 1回目
- 小児肺炎球菌 4回目(追加)
- 5種混合 4回目(追加)── 3回目から6〜18か月あけて
韓国
- MMR(麻しん・おたふくかぜ・風しん)1回目
- 水痘 1回
- Hib 4回目
- 肺炎球菌 4回目
- A型肝炎 1回目(12〜23か月)
- 日本脳炎を開始(12〜23か月)── 不活化1・2回目、または弱毒生ワクチン1回目
韓国のMMRにはおたふくかぜが入っています。日本の定期接種はMR(おたふくかぜなし)
接種の計画は、必ず小児科の医師にご相談ください
15〜35か月(1〜2歳)
日本
- 水痘 2回目 ── 1回目から6〜12か月あけて
韓国
- DTaP 4回目(15〜18か月)
- A型肝炎 2回目
- 日本脳炎 ── 不活化3回目、または弱毒生ワクチン2回目(24〜35か月)
水痘は日本が2回、韓国の国家接種は1回
接種の計画は、必ず小児科の医師にご相談ください
3〜4歳
日本
- 日本脳炎 第1期初回 2回(3歳)
- 日本脳炎 第1期追加(4歳)
韓国
- この時期はなし
日本脳炎は韓国が12か月から、日本は3歳が標準(生後6か月から受けられます)
接種の計画は、必ず小児科の医師にご相談ください
4〜6歳(就学前)
日本
- MR 第2期 ── 小学校入学前の1年間
韓国
- DTaP 5回目(4〜6歳)
- ポリオ 4回目(4〜6歳)
- MMR 2回目(4〜6歳)
- 日本脳炎 不活化4回目(6歳)
接種の計画は、必ず小児科の医師にご相談ください
9〜12歳
日本
- 日本脳炎 第2期(9歳)
- DT(ジフテリア・破傷風)第2期(11歳)
- HPV ── 小6〜高1相当の女子、標準は中1
韓国
- Tdap/Td 6回目(11〜12歳)
- 日本脳炎 不活化5回目(12歳)
- HPV ── 12歳の女子(12〜17歳を支援)、2026年から男子も
HPVは韓国が2026年5月6日から男子も国家接種に。日本の定期接種は女子のみ
接種の計画は、必ず小児科の医師にご相談ください
標準的な時期の例です。決められた対象年齢のうちなら、遅れても定期(国家)接種として受けられるものが多くあります ── 詳しくは、日本は市区町村、韓国は保健所(보건소)へ
日本 JIHS 2026年8月1日版、韓国 疾病管理庁 標準予防接種日程表(2026)
出典:id-info.jihs.go.jp、mhlw.go.jp、nip.kdca.go.kr 2 3、確認日 2026-09-30
両国で違う接種
同じ病気でも、定期(国家)接種かどうか、回数や時期が違います
定期、1歳未満に1回、標準は5〜8か月
国家、生後4週以内に1回
定期、2回(1歳〜3歳未満)
国家、1回(12〜15か月)
定期接種にない(MRには入っていない)
国家、MMRで2回(12〜15か月、4〜6歳)
定期、4回 ── 3歳に2回、4歳、9歳
国家、12か月から ── 不活化5回、または弱毒生ワクチン2回
定期接種にない
国家、2回(12〜35か月の間)
子どもは定期接種にない(定期は高齢者など)
国家、対象はシーズンごとの公告で決まる
定期、小6〜高1相当の女子(標準は中1)。男子は定期接種ではない
国家、12歳の女子(12〜17歳を支援)、2026-05-06から男子も
出典:id-info.jihs.go.jp、nip.kdca.go.kr 2、kdca.go.kr 2、mhlw.go.jp、確認日 2026-09-21
引っ越し・帰国のときの接種記録
よその国で受けた記録は、自動では引き継がれません
日本 → 韓国
外国で受けた接種は、証明書(英文など)を用意して近くの保健所(보건소)に記録の登録を依頼します。登録された記録から、あとで予防接種証明書を発行できます。母子健康手帳もいっしょに持っておきましょう。
出典:nip.kdca.go.kr 2、確認日 2026-09-21
韓国 → 日本
韓国の記録は、予防接種の管理サイト「예방접종도우미」や政府のポータル「정부24」で英文の予防接種証明書として出せます。日本では市区町村の予防接種台帳と母子健康手帳で記録を管理します。証明書を持って、住んでいる市区町村で残りの定期接種を相談しましょう。
出典:nip.kdca.go.kr、mhlw.go.jp、確認日 2026-09-30
乳幼児健診
必ず小児科の医師に相談法律・制度で決まった健診の時期下は両国の公的機関の案内をまとめたものにすぎず、お子さんの健康や発達は判断しません。健診の時期と場所は住んでいる地域によって違うので、日本は市区町村、韓国は国民健康保険公団の案内をご確認ください。
日本
1歳6か月児健診
3歳児健診
この2回は母子保健法で決まった健診。そのほかの健診(乳児健診など)は市区町村によって違います ── 母子健康手帳と市区町村の案内をご確認ください
根拠:母子保健法 12条
出典:laws.e-gov.go.jp、確認日 2026-09-21
韓国
健診8回
歯科健診4回
健康保険の加入者・医療給付(의료급여、日本の医療扶助にあたる)の受給者である乳幼児、自己負担なし。国民健康保険公団(국민건강보험공단)が時期ごとに案内
出典:nhis.or.kr、確認日 2026-09-21