第九十一番
吉
改変前途去月桂又逢円雲中乗禄至凡事可宜先
第九十一番
吉
改変前途去月桂又逢円雲中乗禄至凡事可宜先
日本のおみくじ
桂の影が映る満月が、またまるく昇る絵です。道をひとたび改めると、日常の用事のなかから良い時が巡ってくる絵でもあります。
浅草寺で使われる番号の体系です。漢詩が4行ある紙だけが対象で、寺の公式な解釈ではありません
紙の下の項目とは別のものです。この番号の漢詩から読んだ小さな提案です
道を変えたいなら、今日は変えたいことの一覧だけ作ればじゅうぶんです。
連絡先の古い名前を眺めて、挨拶を送る人を決めておきましょう。
洗い物や洗濯など小さな家事から片づけて、大きな仕事へ移りましょう。
満月のようにまるく締めくくり、学んだ内容を一文で言う練習も似合います。
最後の行の「ふだんの用事ほど先に」という言葉が、いちばん心に残ります。進む道を改め、満月がふたたび満ち、雲の中から福が届きますが、まず手をつけるのは日々の小さな用事です。大きな変化より、小さな片づけが月をまるくする道です。後回しにした些細な用事を先に片づけるところから、始めても構いません。
他の版: 1684年版·1891年版も吉