梅の枝のあいだ、むしろの上に置かれたユンノリの棒4本と盤
渙かん
貧而且賤
貧しく、そのうえ身分も低い
今年はこんなふうに流れます
手元にあるものが少なく、立場もまだ小さいと感じやすい一年です。そのぶん失うものが少なく、身軽に動けるのが今年の持ち味です。渙の卦は散らばることを表していて、抱えすぎたものを手放すほど足取りが軽くなります。
力がつくこと
- 基本から学び直すこと
- 持ち物を減らすこと
- 小さな仕事を丁寧に重ねること
気をつけたいこと
人と比べて、自分の持ち物や立場が見劣りして見え、気持ちが沈みやすくなります。
こうすれば大丈夫です
比べる相手を去年の自分に変えて、できたことを月にひとつ書き留めていけば、土台は少しずつ育っていきます。
この言葉の絵
貧しさと低い身分が重なるのは、昔の言葉でいちばん心細い暮らしのことです。ただ、この四文字は今の状態を言うだけで、先のことは何も決めていません。何もないところから積み上げていく年の出発点だと読めます。
原文:柳得恭『京都雑志』巻2「元日」擲柶占