梅の枝のあいだ、むしろの上に置かれたユンノリの棒4本と盤
小過しょうか
水上生紋
水の上に波紋が生まれる
今年はこんなふうに流れます
静かな池に雨粒がひとつ落ちて、輪が広がっていくような一年です。大きな出来事はなくても、小さな出会いや思いつきが、気づけば周りへ静かに伝わっていきます。動きは小さく見えても、広がり方はゆっくり確かです。
力がつくこと
- 思いついたことを小さく試すこと
- ささやかな親切を重ねること
- 気づいた変化を人に話してみること
気をつけたいこと
輪が小さいうちは見えにくく、変化に気づかず通り過ぎてしまうことがあります。
こうすれば大丈夫です
いつもと少し違うと感じたことをひとつ選んで気にかけておくと、輪の広がりが見えてきます。
この言葉の絵
水面に雨粒が落ちると、輪の形をした波紋が生まれます。その輪は小さな動きが周りに広がっていく様子で、静かな変化のはじまりを示す言葉です。小過は、小さなことなら少し度を越してもよいという意味の卦で、大きな勝負より身近なことに向いた年と読めます。
原文:柳得恭『京都雑志』巻2「元日」擲柶占