梅の枝のあいだ、むしろの上に置かれたユンノリの棒4本と盤
賁ひ
龍入深淵
龍が深い淵に入る
今年はこんなふうに流れます
空へ昇る前の龍が、静かな淵の底で力をためているような一年です。派手な動きは少なくても、見えないところで土台が太くなっていきます。人前に出すのは、仕上がってからでも遅くありません。
力がつくこと
- 腕を磨く時間を確保すること
- 発表の前に練習を重ねること
- 静かな場所で集中して取り組むこと
気をつけたいこと
動きが見えない時期が続くと、置いていかれているようで焦りが出てきます。
こうすれば大丈夫です
今は潜る時期と決めて、毎日の積み重ねだけを見ていてください。淵が深いほど、浮かび上がるときの勢いも大きくなります。
この言葉の絵
韓国では、龍は水の神さまのような存在として語られ、深い淵や川の底に棲むと考えられてきました。その龍が淵に入るのは、力を出さずにためている姿のたとえです。時が来れば空へ昇る前の、静かな準備の時間を表しています。
51番目の言葉は、翻刻では「龍人深淵」ですが、字形の写し違いと見て「龍入深淵」に直して載せています。
原文:柳得恭『京都雑志』巻2「元日」擲柶占