梅の枝のあいだ、むしろの上に置かれたユンノリの棒4本と盤
蠱こ
暗中見火
暗闇で火を見る
今年はこんなふうに流れます
真っ暗な夜道の先に、ぽつりと遠い火が見えてくる流れの年です。長く迷っていたことにも、目指す方向を示す手がかりが現れます。放っておいた件を整え直すのにも、ちょうどよい時期です。
力がつくこと
- 放ってあった用事を片づけること
- 目指す方向を言葉にすること
- 詳しい人に道筋を尋ねること
気をつけたいこと
火が見えた嬉しさで、足元を確かめずに駆け出してしまいがちです。
こうすれば大丈夫です
火を目印にしながら、歩幅は一定に保つのがおすすめです。遠くの明かりは近づくほど大きくなるので、あわてなくても間に合います。
この言葉の絵
暗闇の中で見える火は、遠くの家の灯りや道しるべの火のことで、そこに人の気配があるという安心を与えます。見通しの利かない中で目印が見つかる、心強い場面のたとえです。蠱は乱れを正すという意味の卦でもあります。
原文:柳得恭『京都雑志』巻2「元日」擲柶占