梅の枝のあいだ、むしろの上に置かれたユンノリの棒4本と盤
无妄むぼう
蒼蠅遇春
青いハエが春に出会う
今年はこんなふうに流れます
春の日差しにあたためられて、小さな虫がいっせいに動き出すような一年です。目立たなかった持ち味が、ちょうどよい場面で生かされやすくなります。小さな一歩も、時期が合えば思いのほか遠くまで届き、周りを驚かせます。
力がつくこと
- 気になる場に顔を出すこと
- 得意なことを人に見せること
- 小さな試みを始めてみること
気をつけたいこと
勢いがつくと、自分の力以上の場に飛び込んで、空回りに終わる場面があります。
こうすれば大丈夫です
背伸びはひとつだけに絞って、残りはいつもの慣れた方法に任せましょう。
この言葉の絵
蒼蠅は、体が青く光るハエのことです。小さな虫でも、春の陽気に出会えば元気に飛び回ります。この言葉は、小さな者が自分に合う季節を得て、勢いづくことを表しています。
原文:柳得恭『京都雑志』巻2「元日」擲柶占